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日々感じたこと、美味しかったこと、時々楽しむパン作りを想いのままに綴ります。


by ma-co321
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砂糖について

オーガニックベース講義、テーマは「シュガーアディクト(砂糖依存症)と低血糖症

クシ先生によると、日本人の7割が低血糖症だという。 午後2時くらいから血糖値が下がり始め、それと共に眠気、だるさ、イライラなどの症状が。 そして砂糖の入った甘い物を食べることで血糖値は一気に上がり、一瞬気分がよくなる。 しかし、砂糖は単糖なので急に上がる分、急にまた下がる。 この急な上がり下がりが体調と気分にも比例する。 この繰り返し。 疲れたからキャンディーやお菓子を・・・とは対処療法にしか過ぎないということ。

だから、マクロビオティックでは多糖類を勧めるのである。多糖を「自分の体内で」消化酵素を使いながら徐々に単糖にしていく。そうすることで、急に上がったり下がったりはせず、穏やかでいられる。

低血糖症がひどくなると膵臓にも影響が出始める。膵臓は沈黙の臓器。膵臓はとても大切な臓器。検査値で異常が出たときにはもう手遅れ、そんな臓器。 沈黙の臓器こそ意識して労わりたいもの。

思い起こせば、私も軽い低血糖症だったかも・・・足ツボで膵臓が弱いと言われたことがあったなぁ。気をつけなきゃ。

砂糖依存症(本人に自覚はなくても)の精神的な影響はとても大きいと思う。気分のアップダウン。 先生は、更年期障害や幼児虐待、躁鬱(そううつ)もとおっしゃったが、私もそうではないかと思う。 原因の全てではないかもしれないけど、実は大きな要因のような気がして。

特に、すぐキレる、イライラする、いつもクヨクヨとか。でもそれは本人は決して悪くはないということ、砂糖は「依存症」というだけあって、一度習慣化すると自分の意志でどうにかなるというものではないこと、そこが大事なところだと思います。

私は幸い、元々砂糖の甘ーい食べ物は苦手だったので、「砂糖がなくちゃ生きていけない!」ということはなくすんなり理屈を呑み込めたのだが、ケーキとか大好きな人はなかなか難しいだろうな。
家では砂糖なしの生活が続いて数年(てんさい糖は時々使う)、確かにイライラとかクヨクヨとかなくなった。ヨガとか、他のいろんな影響もあるのだろうけど、やはり毎日食べる食べ物の影響が一番大きいと思う!
血液の質が体調や気分を決めるのだから。

理由が分からず体調や気持ちが不安定な人には、ぜひ伝えたい話の一つが砂糖。え~、うそ~!と思う人こそ体と心で実感してほしいな。
by ma-co321 | 2006-06-06 23:47 | 日記